愛をこめて花束を
先日、訪問リハビリで伺ったYさんのお家で素敵な真っ赤なバラの花を拝見しました。
このバラはYさんが奥様の誕生日に花屋さんまで買いに行った花です。
Yさんは病の後遺症で記憶障害があります。
病前の記憶を辿り、花屋さんへ行ったものの移転していたようで、お店を探すのに苦労されたようです。
お店では久々に店主さんと会い、お話をされ、バラの花束を買った後は店主さんが家まで送ってくださったとの事。
この情報はYさんから直接、伺ったものではなく、この日、お仕事へ出掛けていた奥様が自分宛に書いて下さったメモで知りました。
Yさんに「このバラはどうされたのですか?」と質問すると、奥様のメモと同じように話をして下さいました。
Yさんはばっちりと覚えておりました。
机の上の課題と比べて、実際に体を使い、感じた事は記憶に残り易いと言われておりますが、今回の件はそこにYさんの気持ち、愛情があった事でしっかりと記憶できていたのかもしれませんね。
素敵な話を聞かせて頂けて嬉しくなりました♪